システムエンジニアはコミュ力があれば入社5年は大丈夫な話
自分が始めて就職した職種がシステムエンジニアだったのでその話をちょっと。
システムエンジニアは未経験者でもOKというのは本当の話。不安な人も興味があるならいますぐ応募へ。
その理由は自分がクソがつくほどの初心者だったから。どのくらい初心者だったかというと、データをゴミ箱に捨ててから、空にしておいてという先輩の指示がわからないくらいの知識ない野郎。
本当にそれまでパソコンなんぞ全然触っていなかったのですが、それよりできると思えて興味があるなら受けてみるといいです。
じゃあなんで入社したかというと、友人の母親が保険屋で契約している会社の社長が、ランニング好きだからちょっと話そうと誘われて会社に行ったら内定通知がきた。うらやましいみたいに思われますがまじで何も興味はなかった。でも内定とれたなら入ろう。ただ、それだけのこと。(森山直太郎~太陽より抜粋~)
完全なる素人。魔王を倒してこいと王様に依頼されたレベル1でぬののふくしか装備していない勇者そのもの。
だからこそ、初めの3ヶ月間の研修はきっちりとした学校で学べてとてもいい待遇だったと思う。
その研修で覚えたのは呪文。メラ・ホイミのような効果のあるものではない。public static voidだ。これが何にどう使うのかもわからない。javaということだけわかる。調べることすらしなかった。
そんな研修期間を終えて実務に入るといわれて緊張。3ヶ月間で何も覚えなかったくせに不安だけは一丁前だった。
知識がない、、、どうしよう、、どうもしない、、
ええ。言っているだけで不安になっても調べたり覚えようという気は全くおきません。
すべて行き当たりばったりで知ったかぶりをするか、ここは聞いておくかを判断して会話する日々。それでどうにかなりました。5年間。
もちろん時にはそれどういう意味かわかる?という問いに答えられず後で調べる程度はしたのですが、勉強は一度だけ絶対に取れといわれた資格の勉強を5時間くらいやったのみ。実務でやっていたのでそれで受かったようなもんでした。
もちろん周りで勉強したり、日々自己研鑽していた人もいました。
でも自分はいかに目の前の仕事で楽をするかをポイントにしていたので、後々なんて事は考えずに今楽である道をひたすら選んでいきました。
なので人との会話が1番の経験になりました。
話して距離を縮めることで許されないことも多少許される。自分の場合は資格の話。取得することをかなり引っ張りました。そうやって5年生きました。
結果的にそこからはスキルが必要かなというところと、このままではだめだ、ランニングの時間がもっとほしい。という気持ちで辞めたので、それ以降も同じスタンスで乗り越えられたかはわかりません。
ただ言えるのは、圧倒的に技術よりもコミュの力がシステムエンジニアに必要なこと。
技術を伸ばしてもそれをアピールする力がないとやはり見てくれません。
それと転職しまくったからわかったけど、IT業界はそれなりに会社としてしっかりとしてる。体育会系の社会と違って、飲み会が多いわけではないし、ルールに則ってある程度動く。
もちろん残業とかあるけれど、ブラックホールレベルの会社よりグレーラインにいることは確か。コミュ力なら、、!と思う人はぜひシステムエンジニアへ。