ブラック企業でもホワイトな人生は送れる

30代でも楽して生きたい。ホワイトな人生(自分にとって楽しい)はあるんだよということを伝えるブログ

マラソンも長距離もまずは短距離をやれば速くなる

走った距離は裏切らない!

長い距離を走り続けれることで速くなれる!

 

よく耳にする言葉ですね。
その考えは間違いです、すぐにゴミ箱に捨ててください。ゴミ箱に残さずに完全に消去しましょう。

じゃあ何をすれば速くなるのか、それは長距離トレーニングに短距離トレーニングを導入すればいいのです。いや本当に。実践したらわかるのでぜひ読んでください。

 

  1. 短距離の延長線上に長距離のランニングフォームがある
    まず短距離選手の走りをご覧ください。短距離選手は似たようなランニングフォームだと思いませんか。

     

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    これは偶然ではなく、どうしたら速くなれるのかと人類が長い年月をかけて考えて造り上げた効率のいいランニングフォームだからです。

    短距離と長距離の違いは時間にあります。勝負できる時間が長い長距離は「勝負の機会を待つ」というような戦略が可能ですが、短距離にそれはできません。いかに自分のパフォーマンスを一瞬で発揮できるかが勝負になります。だからより速くなるためにも効率よく走ることが重要になるのです。

    では長距離選手は効率よく走らなくていいのか、そんなことあるわけない。海外の長距離選手は効率のいいランニングフォームで走っています。

    その証拠に世界大会のマラソンランナーを見てみましょう。みんな腕を後ろにしっかりと振り、こぶしが胸の近くまできています。日本の長距離はそれができていません。

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  2. 持久力はすぐに低下しない
    ジョギングとスピード練習を継続して行うことが習慣になっている人が多い長距離選手は、数日走る距離が減ったり休んだりするだけで「不安」になります。
    不安を取り除くには走ることなので、短距離の練習をやろうとしても、長距離の能力が低下がするからやりたくないと思います。
    しかし、1日2日休んだところで持久力が低下はしません。数日走らなくても低下しない、その意識を変えましょう。


  3. 短距離も長距離も進む方向は前
    短距離と長距離で速筋と遅筋を使う筋肉が違うなんてことをいいますが、それできると思いますか?

    短距離を走るときに速筋だけ動いて、長距離を走るときに遅筋だけが動く、、、いや無理でしょう。そして走るスピードは違いますが、前に進むという動作は同じ。ということは使う筋肉の場所も同じだということです。

    実際にやってもらうとわかりますが、前に進もうと足を踏ん張る瞬間の使っている筋肉を自分で感じてみてください。使っている筋肉は全て後ろの筋肉だということがわかります。

    背中・腰・臀部・ハムストリング・ふくらはぎ・アキレス腱

    それらをゴムのようにできている筋肉を伸縮させることで進むことができます。つまり速くなるには後ろの筋肉を鍛えることと、伸縮が速く動かせることが鍵になります。では今日本人が行っている練習で鍛えられているのか、というと鍛えられていません。だから速くなる要素がまだまだあるのです。

    普段から鍛えていないから伸びない、あるいは伸びていても前の筋肉を使っているだけになります。前の筋肉を酷使してこれで記録が伸びない、もう限界なんだと嘆いている選手が多くいるのです。

    もったいないですよね。後ろの筋肉を鍛えてかつ、効率よく行えば、走行距離を無駄走ることなく記録は伸びるのです。


現に私がそうでした。

学生時代から毎年自己ベストを更新しその頃は何も気にしていなかった、社会人になってから練習量がグッと減りました。

するとレースに出ても学生の頃のタイムは出せません。自分としては当然でした。だってあれだけ頑張って走った学生時代と比べて頑張っていないのだから。
最初は仕事をしながら学生時代と同じくらいの練習をしてタイムを出すぞ!と意気込みましたが、続きません。

仕事が遅くなったから無理
朝眠いから無理
仕事で怒られて走る気分じゃないから無理
なんでも理由を見つけては妥協を繰り返し、時間のあった学生時代がうらやましくも思いました。そんな時に今の練習方法を見つけて、試してみました。

海外では主流であったので間違いないと思いつつも不安はありました。でも結果が出て確信しました。

なんと学生時代に1500mのベストが3分57秒だった私が、30歳を過ぎて3分55秒の自己ベストを更新することができたのです。今まで社会人になって4分5秒で走ることが精一杯だった自分が自己ベストを更新できるとは思いもしませんでした。

また学生時代はハイペースで押して粘り倒すレーススタイルが、練習を変えたことで後半のペースアップが可能になり、ラス トに強くもなりました。

スローな展開からラスト1周を59秒で周り勝てるまでに成長したことはびっくりしています。練習の距離を落としても走れることが証明できたので、みなさんもぜひこれから紹介する練習を挑戦してみてください。