空気が読めない奴は実力がないといけない
最近起きたイライラ話が仕事にとっても通じることなのでブログに書きます。ひっさびさにこんなにイラついたぜってくらいイラつきました。書くだけでイラつきそうですが気持ちを静めるためにも書きます。
先日、職場が変わってしまうやつがいたので、仕事終わりに仲間で飲みにいくことになりました。会社の下で集合してからいこうと約束しているとそこへ知らない男3人が登場。
飲みに参加する1人とその3人が知り合いだったらしく、突然参加するとのこと。そこでは、
男4人+突然参加の男3人
女5人
というような人数になっていました。
知らない年上の男性が突然参加するという状態は、年下女性からしてみたら困惑しますよね。もはやナンパと同じ状態。そうなると男性がいかに女性を楽しませるかが重要になります。突然知らない人が自ら参加してくるのですから当然です。
しかしその場で3人は女性に声をかけることもせずただ騒いでいます。この時点でかなりアウトだと思いました。案の定、女性陣も会話が乏しくなり、この後どうしようみたいな空気が流れ、1人の女性からこんな言葉が。
もともと男性だけの飲み会だったので、私達は今日はいいですよ
実はもともと職場が変更になるやつ含め、男3人で飲む予定だったのですが、その話を聞いた女性陣が参加していいかと聞いてきたので、男にとっては嬉しい誤算な飲み会でした。
それを今更出して逃げようとする作戦。エスケープするにはナイスアイデアですが、3人組は引き止めにきます。そりゃそうでしょう。女の子と飲みたいんですから。
俺ら男と飲むメリットなんてないの知ってますわ。
そんなこんなでその3人含め、飲み屋を探すことに。するとさっそく女性2人は言い訳を作り、帰りました。やはりこの世の中は言ったもん勝ちだと思った瞬間。
残りは男7人と女3人。
途中参加の3人組が場所を探すがどこも空いていない。電話して聞いてもだめ。あたりまえだよ。都内で金曜の夜に10人の席を今から探すなんて難しいわ。だからお前らがいなくなれば大分入れる店が出てくるから帰ってくれない?と言葉が出てきそうでしたがグッと抑えて自分がよくいくチェーン店に連絡。空いてたわ。笑
みんなのどうすんだよーみたいな空気を救えてよかった。。と思ったけれどここからが地獄だった。。
お店につくと円卓に案内されました。みんな向かい合わせで飲み物どうするというところで3人組の1人が店員さんに
飲み放題で!
まぁとりあえずビールかな?まぁまぁだめな人もいるよね?まぁまぁまぁ。この時点でかなり3人は騒いでいます。内輪ネタなのでよくわからんのですが声がでかくてうるさくて他の人と会話できない。
すると突然タバコを取り出して吸い始めました。そして一言。
タバコ大丈夫?
いや吸ってるやんもう。は満場一致で叫んだ心のツッコミだったかと思います。でもまぁ。まぁまぁまぁ。ここから楽しませてくれるのだろう??
そこから女性に話を振るのですが、これがもうただうるさい。シンプルにうるさい。うるさい人をアピールするために飲み会にきたのか??女性達は引いている。でも頑張っている笑っている。あれ笑っていない子もいる。もうそれでよし。
話を聞いているフリして顔に「どーーーーでもいーーーー」と書いてあるよ。
しかしそれでも伝わらない。周りの人らが携帯を見て時間を気にしたり、誰かと連絡をとっている。これはつまらねぇという確固たる証拠。コナンくんではなくとも歩美・光彦・元太でわかるレベル。
でも伝わらない。半端ねぇ。自分が会話すると目が見えなくなるような念能力でも発動してる?俺らが凝を使わないといけない?
いや凝どころかこちらは円を使って空間は把握できている。ノブナガの円範囲しかないけど、9人くらいは余裕だ。
しかしそれでも彼らは気にすることなく会話を進める。。
終始うるさいまま、他の人と会話はほとんどできず終わりを迎えそうな頃、帰る雰囲気になって3人組からでてきた言葉は
え!カラオケいくっしょ!
○○ちゃんは決まりね!
浜渡浩満みたいな人間本当にいるのだなと感心した。もちろんやんわりと断られ飲み会は終了。
飲み屋で解散となり、3人を引き連れてきたやつとそいつらはどこかへ消え、残ったメンバーで愚痴大会。というより俺が言いたいことを放った。とりあえず暴言を駅までの道のり5分ほどで吐けるだけ吐いて解散。
いかがでしたか?なかなかのなかなかでしょう?さて、今回の3人組をまず分析します。色々だめなのですが1番だめだった部分はどこだったのでしょう。
それは環境のハードルの高さと自分の実力を確認しなかった事です。
前述しましたが、彼らは呼ばれていない飲み会に突然参加することを決めています。ナンパの状態と変わりありません。その時点で周りから不快感を与えています。
ではそこから周りに飲み会にいってよかったと思ってもらえるには何が必要か。
トーク力です。
相手に何を話すと喜ばれて、何をすれば盛り上がるのか。
本来相手の情報がない状態でやることではないですが、今回のケースならば相手から情報を抜き出しながら、話を盛り上げなければいけません。
ですから参加すると決めた時点で彼らには高いレベルのトーク力が必要になります。それを持ち合わせていないのなら引くべきだったでしょう。
もう1つの必要なものは、顔面。
突然のナンパでもイケメンなら許される可能性は高くなります。かわいい子と飲みたいと考えているように女性だってイケメンと飲みたいです。
でも今回のケースだとイケメンだとしてもトーク力が求められていました。だってイケメンでも飲み会で黙っていたり、空気が読めないことをやっていたら嫌ですよね。なんにせよ状況としては非常に難しかったといえるでしょう。
分析の結果トーク力が足りなかったことがわかったこの話、仕事に繋がると思いませんか。
企業やお客様に自社の良さをプレゼンする時に相手はどうしたら興味を持ち、契約してくれるのだろうか。様々なことを想定して準備をすると思います。
他社との差別化を考えたり、自社のノウハウを上手く見せたり。同じですよね。
彼らの仕事ぶりは見ていないのでわかりませんが、同じように空気を読まずに一方的な会話をしているのではないかと想像してしまいます。ただ空気が読めなくても仕事はできるという人もいます。それはなぜか。
実力があるからです。
1つの能力に長けていてその知識が豊富にあると、周りから実力者として頼られます。頼る方はなんとか助けてもらいたいという一心で、相手の会話を読み取るようになっていくのです。
例えば実力がない人が
「あれはこうやってこうだよ」
というと
「あれとかこうじゃわからないよ。具体的に言えよ」
と返されるのですが実力者が同じ事をいっても、
「はい!(あれってなんだろう、、あとで調べよう)」
というような返事になります。そうなのです。実力がある人に話すと自分が考える立場になり、だめな人間には相手に考えさせるようになるです。
そのような人と遭遇した人は多いのではないでしょうか。問題なさそうに思いますが、実力があって空気が読めない人は最悪です。例を出しましょう。
名前だけ書いてあるメモを渡されてこう言われますもはや。
「昨日のあの商品。この人に送っておいて。」
すごい依頼ですよね。あれはなんなのか、いつまでに送ればいいのか、住所はどこなのか、などなど確認しなければいけないことがいっぱいになります。 最早なぞなぞ。
まぁ実力者の特権ともいえるのですが、空気が読めないことは基本的にはいいことではないので、相手を思いやった伝え方が1番。
結論、あの3人組は最悪だったということで、終わりにしたいと思います。ありがとうございました。