資格を取って就職しても辞めてしまう人達の理由と会社の選び方
就職・転職をするときに条件の中で資格が必要であります。専門的な知識をつけることで他の業界よりも待遇がよかったり、好きなことをできたりと、資格はあるといいものです。
が、資格を取って就職しても辞めてしまう人が多くないですか?周りの友人にもたくさんいます。むしろ資格は何も持っていなくて辞める人の方が少ないような、、
そんな資格を持っている人の辞める理由にこんな意見があります。
やりがいを感じない
え?それが理由?せっかく入ったのに、、、なんて思いますよね。でも逆なんです。資格を取って入社したからこそ、資格と直結した仕事ができると思って入社しているので、望んでいる仕事ができないことが他の人よりも相当辛く感じてしまうのです。
苦労して取った資格なのに意味がなかったと言われているようなものですからね。辞めてしまう事は納得。
もちろん本当に必要な資格もあると思います。簡単に分けると、、
- 資格取得の前に実務が必要となる資格
- 筆記だけで取れる資格
この分け方でその資格がどれだけ重要なのか、ある程度判断できるのかなと。でもそうなると筆記だけの資格を頑張って取る意味ないじゃんと考えてしまいます。実際、そういう考えに至って資格を取ることを諦めている人が多いでしょう。
また、一方で資格を持っているがゆえに自分の首を苦しめるケースもあります。
英語のテストは100点、でも英語がしゃべれない
仕事をしてから気づくことですね。なんだよ資格なんて実務で役に立たないじゃないか!じゃあもう資格は取らなくていいや!なんてケースがあります。結局は対応力やトーク力がないと生きていけない、、、というオチ。つらい。そこでふと、新たな疑問が浮かびました。
面接って何をどんな観点で見て採用するの?
仕事を始めてからギャップを感じて辞める人は、そもそもなんで自分は採用されたんだ?って考えますよね。あの面接官は何をみて決めたのだろうと思いません?この子は将来性があるとか考えるのか?10~15分の面接で何がわかるのだ??そんなことを考えても面接は落ちた原因を教えてくれないからわからないですよね。ということで予想してみました。
- 募集条件に合っている人
- 仕事の内容と合っている人
- 話してて相当おかしくなければ
- 会社とフィーリングが合うか
こんなもんじゃないですかね。いやほんとに。転職を繰り返している私が合格した後に面接官だった人に聞くと、できそうな感じがしたからと言われました。あるいは部屋に入ってきてちょっと話したらわかったね!
いやいや何ができるとか話したよ?ちゃんと見ました?と言いたくなる回答ばかり。また、友人の中には社会人2年目で人事に配属され、わけもわからず面接官になっていたなんてことも。
確かに面接官をやって10年!なんて人聞かないなーって思います。面接で合格する方法はあっても、これを見ればいい人材が採用できる!という本はないし。あるのかな。
以上のことから、面接官というのは募集条件に合った人を合格条件マニュアルみたいなものを確認しながらフィーリングで決める!というやり方をしていると予想しました。
やりきれないですよね。会社内でこいつ使えねぇと思われるのは採用した人の原因でもあるのに面接官は咎められない。天気予報士が天気をはずしても普通に翌日の天気を予報していることは問題にならないような、ずるい感じがします。(テレビ局に電話のクレームとかはあるみたいだけど)
とはいえ雇われる側である以上、ぶーぶー言えないですよね。会社がすぐに面接官の教育をしない限り。(この記事を見たどこかの社長がハッとしてくれたらいいな、、)
なので面接で落ちて落ちてめげている人や、いい会社に採用されない人に伝えたいことがあります。能力が足りないとか自分はだめな奴だと思わず、フィーリングが合っていなくて落とされたと次を探していきましょう。
フィーリングを重要視しているのであれば、自分もフィーリングであっているか判断するのは大事です。自分が話しやすい面接官に出会えた時には、思い切って自分を出しましょう。自分も感じてみて、面接に臨んでみてください。